2022年3月

  • 椎間板ヘルニアと聞くと《腰》を思い浮かべる方が多いと思いますが、《頚(クビ)》にもあるんです。

    【椎間板】とは背骨と背骨の間にあるクッションのような役割のもののことを言います。

    【ヘルニア】とは《脱出》を意味するラテン語が語源となっていて、

    臓器もしくは組織が体内の裂け目を通って、本来の位置から脱出した状態を言います。

    【椎間板ヘルニア】とは、椎間板の一部がはみ出して突出している状態を言います。

    そして、突出した部分が神経を圧迫することで痛みや痺れなど様々な症状が出現します。

    腰に起こるのが腰椎椎間板ヘルニア(イラスト)、首に起こるのが頚椎椎間板ヘルニアです。

    症状

    椎間板がどの方向に突出してどこを圧迫しているのかで、症状に違いがでます。

    首や肩甲部、腕に放散するような痛みや痺れが出たり、箸が使いにくくなったり、ボタンがかけにくいなど手元が上手く動かせなくなってきたりします。《側方圧迫》

    足がもつれるなど歩行障害、排尿障害もまれに出ることがあります。《中心圧迫》

    側方・中心両方が圧迫されている場合もあります。症状の発現は圧迫だけでなく、局所の炎症も関わってきます。

    強い首の痛みと可動域の制限、腕への痺れや広がっていくような痛みが感じられます。

    原因

    椎間板が加齢などで変性し、後方に突出することで起こします。30〜50歳代に多く、しばしば誘因なく発症します。

    椎間板への圧力がどのようにかかるか、仕事やスポーツ、日常生活での姿勢が大きな影響を与えます。

    診断

    頚椎を斜め後方へ反らせると、腕の方に痛みが広がっていきます。腕や足の感覚が鈍かったり、力がうまく入れられない、腱反射などの異常や首の可動域制限などでわかります。X線撮影やMRIなどの検査を行い医師が診断を確定します。

    治療

    急性期の痛みが強い時期には、首の安静保持を心がけましょう。頚椎カラーを用いると首への負担が軽減されます。

    消炎鎮痛薬の服用や神経ブロック(病院)などで痛みを和らげたりもします。あまりに症状がひどい場合は手術となるケースもあります。

    当院での施術

    当院では病院とは違うアプローチをしていきます。急性期では患部に炎症が起こり痛みが強く出て神経がとても過敏になっている状態です。この時に無理に患部へ刺激をしてしまうと悪化させてしまう可能性がありますので、患部へは触りません。患部以外のところからのアプローチをしていきます。考え方として、なぜそのような状態になってしまったのかがとても大事になります。日頃から首へ負担が強くかかるような姿勢になってしまっているのだと思います。(肩こり①へ跳ぶ)

    その姿勢を治していかなければ、炎症が治まったとしても同じことがまた繰り返されてしまいます。姿勢を正していくのには全身的にアプローチしていきますので、患部以外の部分を施術しバランスを整えていくことで首への負担が軽減されていきます。急性期の痛みはなかなかすぐに無くなってはいきませんが、整えていくことで徐々に症状が落ち着いていくでしょう。

    もしくは鍼施術で患部の緊張や疼痛の軽減を図ることも可能です。首周りの筋肉の緊張が強いと神経が過敏な状態を刺激し続けてしまうので、経絡を使い患部とは離れたところから緊張緩和や鎮痛目的での施術を行います。鍼でしたら骨格への負担も最小限です。

     

     

     

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