手荒れ,ハンドクリーム,ハンドケア
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暖かい季節になってきていますが、手洗い・消毒によって手が荒れている方は多いのではないでしょうか?
今回は季節外れの手荒れのお悩みについて書いていきたいと思います!
水による手荒れの原因
①水を使う時間が長い
②石鹸・洗剤を使いすぎ
③きちんと拭けていない
だいたいこの3つの理由が主にあります。
水を使う時間が長いとなぜダメ?
皮膚の角層は約0.02㎜の薄さです。
水でふやけた角層はバリア機能が低下している状態の為不安定で、隙間に水分が入り込みやすくなっています。
水にさらされている時間が長いほど、角層はふやけてしまい、ふやけた角層が乾く時に、もともとあった角層の水分も放出してしまい乾燥がひどくなってしまいます。
石鹸・洗剤の使いすぎ
石鹸や洗剤は汚れを落とす力が強いもの程アルカリ性が強いです。
人の肌は弱酸性の為、アルカリ性のものに触れている時間が多いと、肌の表面がアルカリ性になっている時間が長くなります。(【アルカリ中和能】という作用が肌にはあり、それはアルカリ性から弱酸性に自然に戻っていく作用のことです。)そうなると、様々な刺激からの防御力が低くなっている状態なので、水分の蒸発がしやすかったり、紫外線によるダメージが起きやすかったりします。
きちんと拭けていない
ついつい、パッパッっと拭いてしまいがちですが、水が残ったままだとそこから水分が蒸発してしまい、手を洗う前よりも水分を持っていかれてしまいます。そうならない為には、洗った後に指の一本一本、関節のシワの中、爪の際、水かきまでしっかり拭くことが大事!こすると肌にダメージを与えてしまうので、垂直にポンポンと優しく拭き取ってください。これで余計な蒸発が防げます。ハンドクリームを塗る時間や出来ない方は、コレだけでも気を付けられるとだいぶ違うと思いますなぜ手は乾燥しやすいのか
掌には毛穴がありません。
毛穴がないということは、皮脂も出てきません。
掌から出るのは汗だけなんです。
皮脂があることで、それが肌の乾燥を防ぐ役割をしてくれるのですが、手にはそれがあまりありません。(手の甲には少ないですが毛穴があります。)
なので、ハンドクリームで外から保湿することが大事になります。
ハンドクリームの上手な使い方
①ハンドクリームは指先~第2関節くらいまでの量を掌側に出す
②クリームが馴染むまで掌で温める→全体に塗り広げる
③手の甲はシワに沿って横に塗る『の』の字を描きながら指の一本一本をしっかり塗る
④関節部分は曲げてシワの中までしっかり塗り込む
⑤爪周りや指先、水かき部分もしっかり塗る
手のひらで温めることで浸透しやすくなります。
どのハンドクリームがいいの?
ビタミン系、保湿系、尿素系が主なジャンルですが、どのタイプのハンドクリームにも保湿剤は入っています。
・ビタミン系
血行促進作用があるので、冷え症や手が冷たくなりやすい人向け
・尿素系
踵が固くなったりしやすい人は、マメに塗ると少し柔らかくなりやすいかも。しかし、切れているところに塗るとしみるので、あかぎれになりそうな人にオススメ。
ハンドクリームを塗るタイミング
水を拭き取った後がベストタイミングです。
皮膚がふやけている状態は不安定で危ない状態なのですが、保湿成分も浸透しやすい状態でもあるので、このタイミングがオススメです。
おすすめセルフケア
それは【皿洗いゴム手袋パック】です!
①ハンドクリームを塗る
②ポリエチレン手袋をする
③ゴム手袋をする
④42°~43°cのお湯で皿洗いをする
手袋の中で蒸されて角質が柔らかくなり、保湿剤の浸透力アップ!
普段からゴム手袋を使う人はとくにやってほしいです。
保湿剤をつけないと手荒れが酷くなる可能性大!
オススメ!パーソナルハンドケア
当院ではオプションメニューで【ハンドケア】がございます。
保湿力抜群の化粧水で角質を潤してから、肌馴染み良く、ベタつかない特性のハンドクリームでハンドマッサージ!
手のツボを刺激しながらストレッチをかけたりなど、一人ではできないマッサージで気持ちもリラックス♪
手は神経の塊のような部分で、手を刺激することで脳にも刺激が伝わります。心が気持ちいいと感じることで皮膚に対しても良い影響を与えます。
ぜひぜひお試しを♪
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